2020 BRM1024 嘉麻600 たまには本州へ
海峡越え 良い響きだ。
金曜は午後休みをいただき、空路福岡へ。
常宿の飯塚のHotelAZまで山を越えて自走。この時点で結構寒かった。GoToの¥1,000クーポンは電子版。
5時前に起きてスタートの嘉麻へ。前はだだっ広いグランドのような所だったけど、新庁舎ができたのね。ヨコさん、チカラさんと再会。チカラさんとおしゃべりしていたら、スタートしてた。
Wブレーカを着てたけど、トレイン組んで上げていくうちに暑くなってきたので信号で脱ぐ。断続的だけど10人くらいの車列で、男前に単独で逃げを決めているばんばんさんを死にそうになりながら追う。なんとか追いついて先頭で門司港へと思ったらミスコース。トレイン最後尾で門司到着。
自転車での関門海峡突破は以下の2択
①船に自転車を乗せるか
②人道トンネルを自転車を押して歩く
歩くのは嫌いなので、今回は行きも帰りも船。
船には2台しか乗せられないなんて噂もあり、痛恨のミスコースかと思えたが、臨時便で10台くらい問題なく乗った。皆乗れて良かった。
下関に上陸し、トレイン組んだまま走行。
広い道に出て、ちょっと前に出るとカズさんアタック。何とか追いつき、2人で回す。最初のPhotoSpotの湯玉駅の近くでカズさんが「この辺?、次の駅?」、私「もっと先だと思う」と、先に出る。が、プチ峠を越えた後、確認すると距離計算を間違っていてさっきの湯玉駅だった。ごめんなさい!
珍しくコース予習をした時に滝部駅と勘違いしていた。慣れないことをするから...
湯玉に戻りパチリ。しばらく行き、コースを外れて真っ直ぐ行くと角島で、そっちを回っても良いとのブリーフィングだった。1人を除いて皆、曲がっていくので曲がってしまった。帰ってきてから調べると角島は絶景ではないか。。。その後のアップダウンで福岡ジャージの方とカズマさんと3人でローテもやっと出会えたコンビニで2人は休憩した模様で、先行。昼ごはん所を探すも、外食の店がない。ようやく出会えたレストランに12時前に入れた。ハンバーグランチをオーダーし、GoToトラベル電子クーポンで決済。
腹を満たし、走り出すとちゃんぽん屋の前にバンバンさん。追いつかれ、話を聞くと、チェックした店はどこも並んでいて入れんかったとのこと。確かに並んでいた。
アップダウンの中で先行してしまい、熊とか大丈夫だったかなと要らぬ心配。
萩に到着。奥ゆかしく空が広い好きな街。PhotoCheckは毛利輝元像。ここも予習していたけど、結局他の方に付いて行って無事にパチリ。城址と城下町を廻る。いい街だ。
内陸に折れ、山岳ステージに突入。ひと山越えると津和野。こちらも古い街並みで風情がある。途中「栗の大福」ののぼりの引力に吸い込まれる。でもこれは寄って正解だった。白餡の中にごろっと大きな栗、めちゃくちゃ美味しかった。街に入ると記憶が蘇る。ずっと前の近畿1000で通ったね。久しぶりだ。
津和野は谷なのでここから一番の登りで再び山口へ。陽が暮れるとグンと寒くなる。山賊焼きあったけど、まだお腹空いていないのでパス。途中、自動販売機のうどんが見えた。かなり引かれるけど、ここもパスして下るとカズさんの後ろ姿。岩国に下って、キツかったので離脱しようかと思い、「コンビ二に寄ってく」と伝えると「そこPCですよ」とのこと。危ない、また助けていただきました。感謝。私は岩国のホテルを取ってますが、カズさんはそのまま行くとのことで、お気をつけて。さて回復のための夕飯を探さないと。と思っているうちに汗が冷えてブルブルしてきた。選ぶ余裕もなく、地元の定食屋さんに飛び込んだ。そっか、お刺身はないのね。ホルモン野菜焼き定食補給。
すぐ近くの東横インに8時頃にチェックイン。自転車は部屋に持ち込めた。バスタブにお湯を張り温まり就寝。
3時位にリスタート。3時だとなかなか明るくならない。暗いまま、長島へ突入。途中、天ぷらの看板が気になる。ここは暗くて坂もきつくいてグルグル回ってるし大変だった。そんな中、前に2つの明かりが、着いていくいと、「あれ、ヤハギさん、こんなとこでなにやっとん?」の馴染みの声。チカラさんと序盤ご一緒した九大OBの方。心細かったので出会えて良かった。ここのフォトポイントは真っ暗でなかなか探せなかった。ここで、二人とお別れし、長島を早く出たい。帰り道、あの看板の天ぷらの店が開いている?「おはようございます、やってます?」まだ、6時台であったが開いてる、これは食べよう。天ぷらは練り物を揚げたものとのこと。ミックス¥390をいただきます。安いんだけど、思いの他たくさん入ってる。美味しかった。
リスタートの頃にやっと明るくなってきた。元気が出る。が、ここから向かい風でキツかった。そんなんで、すぐに腹がHell。今回、割と食堂が少なかったりしているので早めにランチの店を見つけないと。ラーメン屋が見えたので迷わず入る。山小屋、あとで調べると福岡のチェーン店だった。最近、ブルベにはご飯がいいと思っているので麻婆豆腐定食。ラーメンは言わずもがなとんこつ。
本当にキツい向かい風の中なんとか壇之浦に到着。壇之浦と言えば那須与一かと思うのであるが、ここのイカした銅像は源義経と平知盛の像。与一といえば、昨年、奥の細道ブルベで通った那須温泉神社に記録があった。随分と遠くまで遠征してきたんなと思うのと、更にはここで活躍した義経は一関まで逃げていく。すごく遠いんだけど、2つのブルベの接点と歴史を感じた。関門橋を潜り、唐戸へ。カモンワーフは寄りたい気もしたけど、船は20分おきなのでとりあえず、港へ。券売所に行くとすぐ出ますとのことで、チケットを買って船に飛び乗った。あ〜フグ...
さて、門司に帰ってきた。門司レトロをちょっと見学しようと歩いていると、橋の上に物凄い人だかり。開閉橋なのでちょうど閉まったところかな。門司港を出て坂を登ってあとはゴールの嘉麻を目指す。今回、途中からなぜかeTrexに入れたルートが消えるアクシデントにあい、iPhoneのRideWithGpsを見ながら走っていた。ん、PC的なウエイポイントが。でも持ってきたキューシートにはPCが載っていない。念の為、コンビニによおりレシートゲット。ブルベカードを見ると本当のPCだったようで、気づいて良かった。終盤はアップダウン。夕方になると、風も収まるが、陽が沈むとまた寒さがやってくる。嘉麻近くのアップダウンは頑張って踏んだけどゴールが遠かった。土地勘がないので、距離計でしか近さがわからない。終盤、右手に想夫恋が見えた。迷ったけど、ゴール優先。間も無く嘉麻のセブンにゴール。ブルベカードは郵送なので寂しいゴールだなと思っていたら、なんと、横さんがいらっしゃった。ありがたや。
ゴール後、福岡空港近くのホテルまでそのまま走り、資さんうどんで腹を満たす。月曜は午前休をいただき、空路東京にもどり現実逃避は終了。
暖かい九州ブルベを期待していましたが、流石にこの時期は寒くキツかったです。コースはとても良かった。
今回の忘れ物は角島と想夫恋と山賊焼きと下関のフグ。また来る。