Voyage à vélo gratuit

To far away by bicycle

2022 Okhotsk1300

AJ北海道のOkhotsk1300を走ってきました。

ブルベの難易度は天気次第。でも1300も走れば全部晴れなんてそんなにありません。今回はお天気には恵まれました。

 

◆計画編

8/11が祝日であるため、夏休みを8/11-18に決めました。

天候不順のため飛行機は株主優待券を買い、変更可能にしました。

フライト 8/10夜着 8/18帰京の便を予約。

夜着なので札幌でのバイク不具合対処マージンを取り、8/11遅めの9:00スタートに決めました。自転車屋は9:00には開きませんが、午前中にはなんとかできるだろうという算段です。9:00スタートでトラブルマージンを含めて晩飯が食える距離を計算して1泊目の宿営地を決めました。

その後の宿も朝早く出て晩飯が食える時間に着くように宿を決めました。宿は都市部ではなかったのでgoogle mapで調べて電話しまくりでした。宿飯を狙ったんですが、コロナの影響か、どの宿も食事はつけられませんでした。講談に布団コレクション写真を貼りました。

 

◆ツール

バイク:Look785HuezRS Disk

ホイール:Hunt 55

その他:TTバー付き、Apiduraのサドルバッグ、泥除け、チューブx2、雨具上下、PEKOパック

ドロップバッグ:弟子屈

 

◆リザルト

day/km 予定距離 予定 実績 地点 実走距離
8/11 0.0  9:00 9:00 START  セブンイレブン当別太美店 
220 65.1    11:27 通過チェック1 吉野公園 (右側)
  169.0    15:49 霧立亭
  201.0    17:08 通過チェック2 美深峠・駐車場 (右側)
8/12 219.1  20:00
4:00
18:56
3:15
ゲストハウスぴふか 246.7km from 札幌
336.7  361.6    8:15 通過チェック3 抜海駅
  378.9  - 8:51 通過チェック4 稚内恵山泊漁港公園
  414.4    10:31
11:29
通過チェック5 宗谷岬 (左側)→白い道へ寄り道
8/13 555.8  21:30
4:00
18:04
3:00
浅倉旅館 359.5km
250.2  603.1    4:48 通過チェック6 カニの爪オブジェ
  715.7    9:26 通過チェック7 能取岬
  770.7    13:11 通過チェック8 ハイランド小清水725→川湯温泉寄り道
8/14 806.0  18:00
4:00
16:46
3:40
民宿美里  267km
274.0  877.3    6:14 通過チェック9 釧路市 幣舞橋 (観光ガイドステーション付近)
  1065.5    16:06 通過チェック10 襟裳岬 風の館 (左側)
8/15 1080.0  19:00
4:00
17:24
4:20
かめや旅館 275km
229 1309.0  18:00
Limit22:00
14:54 FINISH セブンイレブン当別太美店→恵庭寄り道
 / CLOSE109時間05分                     
  1309km リザルト 101h54m 実走:1390.64km

 

◆オデッセイ

Day1 8/11 

8:00に札幌のホテルから自走でスタート地点の当別町太美へ。

帰りに宿泊するふとみ温泉に着替えを預け、10分前にスタートのセブンイレブン到着しました。8:57のレシートを証憑としリモートブルベカードに登録しなんだかんだでスタートしたのは9:17くらいでした。

いざ行かん

いきなり信号のない畑の中の道を延々と進みます。

蕎麦畑

Photo Control1

自販機、売店はなかったと思うけどPC1にん到着。信号ないので貯金はできたかな。

道の駅でランチ

店がない時は道の駅は絶対寄れの教訓に従い道の駅雨竜の食堂で野菜スープカレー補給。野菜はおいしいけどカレーは普通かな。ちょうど昼時で混んでいて30分くらいウェーティング。結構気温高いので、こことその後のA-Corpでガラナ補給。

間に合わんかった霧立亭

キタキツネ!

PC2

ほんと熊が出そうだけど狐でよかった。美深峠到着、そんなきつくない。

井上食堂でDラーメン

怪しげなメニューだけどおいしい

ソフトクリームはLサイズ

今日の宿は美深の町でまだ明るいうちに到着できました。分岐点にちょうどラーメンの文字。中に入ると面白そうな店でした。いろんな味のラーメンがあり麺も選べるようです。Dタイプのラーメンを注文。しばらく経ってラーメンがきましたが、おいしいです。
ソフトクリームも名物のようで、何人か買いにきています。私も食後にLサイズのソフトをいただきました。濃厚で本当に美味しかったです。5Lまであったかな、是非チャレンジを。

ゲストハウスぴふか

コンビニで朝飯を仕入れて、今日の宿はコースから500mほど外れたゲストハウスぴふか。冷蔵庫、電子レンジもあり宿の大将もいい人でした。自転車はシャッター付きの車庫に置かせてもらいました。20:00就寝。

 

Day2 8/12

2:30に起きてセコマのカルボナーラとおにぎり、バナナを食べて、3:20くらいにスタート。大将起きてきてくれて恐縮です。

抜海駅

一昨日地震があった音威子府を通過。国道は特に問題ありませんでした。縦断の時にとてもおいしいジンギスカンを食べた手塩の道の駅へは通らず、稚内に入りPC3の抜海駅。道路側は趣がないけど、線路側はいい感じ。日本最北の無人駅とのことです。車で来ている観光客もいました。

PC4 ノシャップ岬

稚内は始めてきましたが、宗谷岬より賑わっているようです。上の写真の時にフロントホイールをコンクリートに擦ったみたい...灯台コレクション追加♪

ノシャップ岬の入口でIさん達とすれ違いました。昨日は誰とも会わなかったので嬉しい。

無敵の生うに丼

そしてそして、樺太食堂でうにだけ丼。ちょっと奮発だけど。ここまで来て食うわぬ訳にはいかぬ。大変に美味しゅうございました。

稚内港北防波堤ドーム

宗谷岬

間宮林蔵さんに肩を貸してもらい3ヶ月ぶり2回目の宗谷岬、今日は穏やかな追い風である。

白い道

晴れている、風もそんなにない。これは千載一遇のチャンスではないか!縦断後は雨風強すぎて行けなかった白い道へ。が、いきなり激坂である。坂の上の灯台はちょっと素っ気ない。白い道までは7kmくらいあったと思いますが、結構な坂道を進みます。この辺りにも狐がいました。やがて道が白くなります。貝を砕いて撒いたのかな。海に続く白い道の風景、これが見たくてやってきました。

再び宗谷岬

白い道の終点は今回のコースに戻ります。終点からちょっと登れば見たい風景は見れた訳です。でも、全般的に風景の良い寄り道コースでしたので悔いはありません。再び緩い追い風に乗って1時間ぶり3回目の宗谷岬を通過。

猿払のセコマで休憩

また会いましたね、ご一行!

猿払までコンビニはありません。猿払のセイコーマートで再びイジさん達と再会。

熊注意の中をベルを鳴らしながら進む

熊には会いたくない。熊注意の看板があるのでベルを鳴らしながら進みます。熊鈴買わなかった...途中GPSデータでは通行止め区間があり、枝幸町のセコマで昼補給。

今日の宿は雄武町

雄武(おうむ)町が今日の投宿地。17:45くらいにつきました。食堂はなさそうなので夕食はコンビニ弁当にします。道の駅で食べればよかったかも。宿は浅倉旅館。洗濯機は埋まっていたのでお風呂で洗濯。お風呂気持ちよかった。女将さんはチャキチャキと優しく、洗濯物はボイラー室で乾かしていただきました。ありがたや。

 

Day3 8/13

3日目、3時くらいに出立しましたが、女将さん起きてくてれ申し訳ありません。感謝感謝。目指すはカニの爪ですが、朝方の景色がよく進みません。

朝はよい

PC6カニの爪 いい時間であった

ひまわり

サロマ湖(多分)

林間アップダウン

おっ、灯台

PC7 能取岬

すてきな灯台だ〜

フォトチェックのポイントから灯台まで結構ありますが、草原を歩いてきました。白黒ボーダーの素敵な灯台でした。

 

振り返り絶景

 

 

道の駅網走で網走バーガー補給

つかぽん出没

網走バーガーは鮭のフライと長芋のスライス入りで食感もよく美味しかったです。
そして、こんな北の果てでつかぽん出没!摩周1000DNF後とのことでした。いや〜奇遇です。

いやいや熊じゃないから。ブルベあるあるな瞬間でした。


繊維質と涼補給

 

PC8 ハイランド小清水725

ランドヌールのハイランドの写真は一部の善良な市民を除いて概ね真白でありました。私はちょっとだけ善良なようです。

ハイランドからの屈斜路湖

摩周湖は見たことあるけど屈斜路湖は初めて。見えてよかった。

川湯温泉(寄り道)

川湯温泉共同浴場。そういえば遥か昔、北海道1200が別海で台風キャンセルになってその後、楽しいフリーライドになった時に寄ったな〜。

川湯温泉駅(寄り道)

弟子屈のアイス屋でソフトクリーム補給

弟子屈のアイス屋さんにはフロアポンプがありました。幸い使う必要はなかったですが、途中パンクされた方はここでアイスとエアーを補充してゆくと良いかもしれません。

弟子屈の宿 美里ゲストハウス

poppoteeiでジンギスカン定食補給

駅の横に足湯があります

食事は摩周駅のそばのカフェでジンギスカン定食。駅の横には足湯もあって雰囲気の良い駅でした。宿にはドロップバッグを送っていたので、着替えて道の駅で買ったお土産と一緒にセイコーマートから自宅へ送りました。

 

Day4 8/14

安定のセイコマ朝食をいただき、4時に出発。自転車は玄関の中に置かせてもらいました。

セイコマの朝飯補給

雨なの〜

宿を出てちょっとするとポツポツと雨。木の下で今回初の雨具を装備。釧路に着く頃には上がりました。熊が出そうな道でしたが、出没なくよかったです。

釧路の街に到着

 

PC9 釧路市 幣舞橋

釧路の幣舞橋ではランドヌールとばったり。写真を撮っていただきました。

 

対岸が波止場っぽく良い感じ

お店を始めました

事案発生

幣舞橋でお会いした方とJimmyさん

広尾まで遠くて店もないよ

摩周湖1000はこんな道を行くの?

ストーカーみたいですまんす

やっと飯だ!

広尾までの道なんですが、補給ポイント皆無で腹減った〜状態でした。大将がヘヴンな存在でした。

迂回時のPC

トンネルだらけ

え〜り〜もの〜♪

襟裳岬は初めて来ました。道中のテーマ曲は森進一でした♪

そのままゴールまで行くとのランドヌールが坂をのぼる

スポットライト

いっぱいの鹿注意

宿はかめや旅館

お祭りなのよ♪

お寿司とノンアル補給 at いさみ寿司

宿の側のいさみ寿司さんでお寿司と水分補給。水分はノンアルです。上にぎりの白身はメヌケとのことどれも美味しく、鮭の頭とタコを追加で。美味しかったな〜。

 

夕陽

花火大会!

今日の目当てはお祭りと花火大会。結構町内の人々が集まっていて、懐かしい大勢の風景でした。近目でど迫力の花火も玉数多く、夏を満喫できました。

 

セブンの甘い赤飯のおにぎり

朝食にと思ったのですが、セブンイレブンで売っていた甘い赤飯のおにぎり。初めての味でしたが、とても美味しかったです。そういえば昔旅行したタイではマンゴーと甘い餅米のスイーツ?がありました。これも美味しかったです。

 

 

Day5 8/15

買い置きしておいたセブンの親子丼やリンゴで第1朝食補給。

朝親子丼補給

朝昆布

えりも町では昆布を干している風景によく出会いました。その中でも朝日に染まった昆布の風景がとても綺麗でした。

きゃー波にさらわれる〜

迂回路のPC

こんな風景が続きます

サラブレッドファームが数え切れないほど

襟裳から北西へ上って行くと馬のファームがたくさんあります。競争馬サラブレッドの産地です。

後半の補給はセブンにした

ハイセイコーさん私を速くして

私はナリタブライアン辺りでちょっとだけ馬券を買ったことがありました。ハイセイコーはそれよりちょっと前ですね。石碑にはハイセイコーの唄が刻まれていました。もちろん歌えませんのでマキバオーを口ずさみながら走ります。

 

繋がっているはずの線路が

これで廃線になったのか、廃線になってこうなったのか。

ランドヌーズ、ランドヌールとの遭遇

この辺りで馬を見ているIさん達をパスしました。ほぼストーカーですw

馬が気持ち良さそう

馬やひまわり、天気も良く気持ちよかったです。

仕出し店初見なり 巨大ザンギのロコモコ補給

恵庭で寄り道2軒。

1軒目は弟の家に突然の訪問。聞いてないよ、言ってないよ♪元気そうでなにより。本当に久しぶりでした。会えてよかった。

2軒目は山沢仕出し店さんへ。どなたかのtweetを見てこれは行かねばと思い寄り道です。巨大なザンギが美味しく、満腹です。お話もできてよかったです。

Iさんをまたまたストーカーしつつ、雨上がりの道を無事にゴール!

おいしいザンギを食べている間に抜かれたIさん達にまたまた追いつき、ほぼ近い時間に無事にゴールしました。お疲れ様でした!

ふとみ温泉で正式な水分補給

Iさん達は札幌に戻るとのこと。私の今日の宿はゴールの近くのふとみ温泉です。ここは万葉の湯系列ですね。長旅の後のお風呂は本当に気持ちよかったです。サウナもあるので膝も冷やしました。

この宿だけ夕食をつけました。そしてちゃんと度数のある水分を補給。いや〜うまい。

 

Day6 8/16

雨がぱらついていて早めの飛行機でしたので電車で新千歳空港へ。お土産とウニの弁当を買って搭乗。自転車はPEKOさんの輪行袋で預けました。オイルも免罪符を見せてOK。 どうも、トトロ監督が同じオイルでちょっと前に検問パスしたらしい。

さよなら、北海道、またくるよ。

帰宅して午後はお仕事でした。

さらば、北の大地。今回は優しかった。

◆宿コレクション

ゲストハウスぴふか

浅倉旅館 雄武町

ゲストハウス美里 弟子屈

かめや旅館 えりも町

ふとみ温泉

素晴らしいコースを作ってくださったAJ北海道、途中ご一緒したランドヌーズ、ランドヌールのみなさん、宿の主人の方々、留守番のカミさん皆に感謝です。

ありがとうございました。

 

◆データ

www.strava.com