Ciclista Que Sera, Sera

To far away by bicycle

BRM502 日本橋1000 奥の細道

行程

新木場スタート 11:00予定ギリギリで出発

那須湯本 22:30予定22:10着 翌4:00発

石巻  20:30予定 20:25着 3:00発

東根 20:00予定 19:15着 2:00発

象潟 12:30予定 11:10着


装備(気温2〜25度)

前半

冬ジャージ&冬ビブ

Wブレーカーと保温インナーと雨具はサドルバッグ

後半石巻のホテルに郵送

薄手長袖&ビブショーツonコンプタイツ

Wブレーカーと保温インナー(交換)と雨具はサドルバッグ


自転車

Look695

ライト前2後2ヘルメット2

サドルバッグ

APIDURAドライL


Day1

家の玄関を開けると雨…

100均カッパ上下を着て木場へ。靴下浸水。

スタート地点に迷い、11:00ギリギリでスタート。

この日は那須湯本の民宿泊なので、できるだけ早い到着を目指さなければいけない。

雨は走り出して程なく上がり、信号で脱ぐ。

大神神社までは2人ローテで飛ばします。向かい風キツかった…

大神神社でわらじのお守りをゲット。旅の安全を祈願。

日光まで先行を追うものの、捕まらず滝付近で遭遇。速い!

日光のコンビニで休憩し、那須を目指す。相変わらずの向かい風。

遠くの山の中腹に明かりが見える。あれが、那須?延々と登って殺生石到着。鹿の湯入りたかったな。ちょっとだけ下ったところの民宿にチェックイン。女将さん遅くてすみません。自転車は事務所の中へ。ありがたいことに明日の朝のおにぎりを握っていただいた。民宿に宿泊している人が入れる共同浴場で温泉を楽しみます。ここのお湯は硫黄泉で白濁していて、お肌すべすべ。宿に帰り就寝。睡眠4.5h

 
Day2

3:30起床。おにぎりを食べて、長袖アンダー、ウインドブレーカを着込み、静かに玄関を出る。ランドヌールが一人、下って行った。おはよう。

下り始めは寒いけど、標高が下がれば気温は上がる?公園の池の朝が綺麗だった。田舎道のアップダウンが続くけど、ランドヌールもたくさんいて、走っていて楽しい。馬に乗る芭蕉像も丘の上。

遊行柳はのどかな風景。「道のべに清水流るる柳かげしばしとてこそ立ちどまりつれ」西行

さて、白河の関で福島へ。ここものどか。新白河駅を過ぎるとウルトラマンが街角に。おっと、シークレット。

三万石のエキソンパイは妻の好物。しかし時間が早すぎてまだ開いていない。磐梯山かな。遠くに雪山が見える。

ミノさんと合流し飯坂温泉まで。ここの駅横のローソンでもエキソンパイを探すが、土産なし。走り出すと、餅屋さん。納豆餅をいただく。四角い切り餅だね。胡麻餅とハーフとかできたらよかったな。福島はなんとなく抜けて国見から宮城へ。白石にお城があったとは存ぜませぬ。途中、菓匠三千の工場があり直売所が。お土産は萩の月に決定。名取から仙台へ、学生の頃榴ヶ岡公園の近くに住んでいた。懐かしい。とても懐かしい。随分と変わったけれど。

利府を経由して丘を越え松島へ。あぁ、こんな道があったんだ。松島はいつも混むから。明るいうちに着いたのも良かった。石巻へ。ここは前にツールド東北で宿泊した石ノ森章太郎の街。街を楽しむ前に激坂の洗礼。見た途端これはムリと、サドルから降りて歩いて登る。歩いてもキツい30%。途中から石ノ森章太郎美術館が見える。日和山公園。後続の方はなんと乗って登ってきたとのこと。すげぇ!

夕食は復興屋台村のcommon-ship。名物の焼きそばの上にカレーと牡蠣のチーズ焼き。お隣のテーブルの方から豚串いただきました。歩いて東北を巡っているとか。すげぇ!

宿はB&Bなんだけど、朝飯は無理。自転車は部屋へ。店主はミニベロ乗りで台湾にも行ったとか。ここには家からドロップバッグを送っていたので、受け取って着替え。萩の月と臭いジャージを梱包して東京に送って、就寝。睡眠4.5h

 
Day3

2:30起床。昨日買ったおにぎりを食べてまったりと夜の三陸へ向けスタート。太平洋岸の朝は綺麗で進まない。

予測していた三陸アップダウンを超えていく。ツールド東北で走ったコースだね。気仙沼には昔大型船が打ち上げられていた。津波が襲った道路は綺麗だが、気仙沼の奥の被災しなかった道路は結構荒れている。一ノ関に入り北上川と合流。ゆったりと大きく流れている。この北上川沿いが萌える低い山と遠くの白い山で絶景だった。鳥海と岩手山かな?

観光客だらけの中尊寺到着。弁慶のお墓もあるんだね。

義経は藤原を追い、西行義経を追い、芭蕉西行を追い、清志郎芭蕉を追い、ランドヌール・ランドヌーズは清志郎を追う。

中尊寺金色堂は修学旅行で見たので、今回はパス。清志郎が求めたお守りは欲しかったが。

次は宮城へ南下。この旅ではドライブインで食べようと思っていたが、そんなにドライブインも都合よく残っているわけもなく。街が途切れそうな場所の中華屋に立ち寄り。客はだれもおらず、一瞬ひるんだが、入店。ルーロー飯ならぬルースー飯。窓辺にジャックマイヨールの写真があり、ご主人に尋ねたら延々とお話が。ジャックの陶器が有名なんだとか、細い糸で興味が繋がっていて楽しい時間でした。ルースー飯も美味しかった。頑張ってねと飴をいただき、満腹リスタート。

鳴子は巨大なこけしがお出迎え。鳴子なんて36年振り?せっかくなので、立ち寄り湯へ。ルート沿いの旅館の立ち寄り湯の時間は過ぎていて、滝の湯か早稲田湯と聞き、GoogleMap。早稲田の湯まで激坂を登る。早稲田桟敷湯。

建物はコンクリートの超合金的な形。湯船は巨大な廃墟的で侘び寂びとは違う個性がいい。隣の郵便局のポストもキュートなこけし

さっぱりまったりしたところで、山形への峠越え、

尿前の関を通り過ぎ渓谷へ橋の上から線路とトンネルが見えて絶景。電車待ちと思いきやふと目を放した隙に電車がビュンと。私はしずかに心のシャッターをおした…

峠を越えると尾花沢。越えたと思ったら、山刀伐峠。確かに芭蕉さんも通りましたね。ほんと健脚…ここの峠は残雪もあり寒かった。山刀伐峠を越えると夕日と山。左に葉山、右に月山。月山拝めて良かった。尾花のおそらく友達の家の近くを通り、楯岡の母校の側を通り、白水川を曲がって自宅へ。なんとも泣けるルートをありがとう。両親健在でなにより。睡眠4.5h

 
Day4

1:30に起き、布団をたたみ、長袖インナーとウインドブレーカを着込みこっそりと裏口から家を後にする。また来る。暗闇の舞鶴山を望みながら天童を通り山寺へ。山寺ってずっと天童市だと思っていた。川沿いだしだんだん寒くなってきたけど、星空がすごい。デジカメで長時間露光したつもりだったが、あまり星はいつってなかった。山寺あたりは多くのランドヌール・ランドヌーズと遭遇。下りはもっと寒い。たまらず天童のコンビニにより、軍手、補給食とホットドリンクとビニール袋2枚を調達。ここで寄らないとコンビニ少なく危なかったかも。ウインドブレーカの上にカッパと7分丈のレインパンツを装着。もはやシューズも寒いのでビニール袋で緊急シューカバー。指は指切りの上に持参したdefeet軍手、その上に普通の軍手の3枚。支度は整った。リスタート。大石田大蔵村など豪雪地帯を行く。最上川が突然現れる。路上気温計の最低は2℃。温度変化がきつい。しばらくして道の駅の先に現れたコンビニが天国に見えた。2度目の朝飯詰め込み、酒田を目指しリスタート。ずっと鳥海山を目指して最上川に沿って走った。私のブルベ的には酒田の関が最難関。風は良く、酒田のPCのクローズの1時間ほど前に予定通りチェックイン。この先はレギュレーション上、ママチャリに乗り換えてもいいくらい余裕がある。旅の終わりは毎度かなり寂しくなる。もう少し旅を続けたい。酒田にも日和山公園がありここの古い灯台がカッコよかった。リカンベントのローディーと遭遇し、「今日はブルベか?」「はい、奥の細道です」「先週ブルベ走ったよ」とのこと。健脚そうでした。

日本海側を北上します。ここも風はよかった。遠くに飛島が見える。十六羅漢岩に寄り道。よく見ると多数の岩に人の顔が彫られている。リスタートし、沿道にパラソルが!!ババヘラである!秋田にきてパラソル見たら止まる鉄則。ババ…もといお姉さんがヘラでアイスをバラのように盛ってくれます。

いよいよ象潟。最終のPhotoチェックにはなんと清志郎な坂東さん!清志郎のゴールもこの地です。再会できてよかった。あとは1キロ先の最終PCでチェックインして無事完走!みんないい顔してます!!コンビニのリアルお姉さんに牡蠣たべれないかと聴くと、隣に道の駅があるとのこと。ゴール受付の前に道の駅で昼食タイム。残念ながら岩牡蠣シーズンは6月からとのこと。巨大なフードコートになっていて、魚屋さんには刺身や焼き魚がパックで売られています。貝串、カレイの煮付け、カキフライ、ひじきご飯、ウニの味噌汁。どれもうまかった。

ゴール受付は洋館。入り口には池田修三さんのイラストがお出迎え。ゴールチェックをして正式に完走。キューシートには芭蕉スポットが多々記載されているけど、なんと芭蕉コンプリートなんて強者も!

宴会のあるさんねむに泊まるのが便利だったが、5km先の学校の栖(すみか)へ。名前が気になってここにしたが、昔尋常小学校だったらしい。温泉は硫黄泉とラジウム泉(北投石)、水風呂も硫黄泉でめちゃくちゃ冷たい。温泉でさっぱりして自転車で宴会場へ戻る。もう脚は売り切れなので、丘を登るのが痛い。

宴会だが、すでに皆ブルベ腹で食事はあっという間になくなる。自転車だし禁酒中のためノンアルビールで乾杯。雨上がりの空の合唱はなかった♪

睡眠8h

 
Day5

ブルベは終わっても旅は続くのだ。東根の自宅へ戻ろうとも思ったが、内陸は予報が悪いので、新潟方面へ。朝飯は宿でお代わりしまくったが、途中、遊佐の道の駅によらずにはいれない。岩牡蠣を探すもなく、ハタハタの唐揚げを。これもうまかった! ちょっと進むと行きでも見た岩牡蠣の看板が、まだだよなと一度通り過ぎたが、振り向いてチャレンジして見る。「ありますよ!」との返答。これ、このためにここまで走ったの!!!でかくてブリブリで美味しかった!!!

酒田から電車と思ったが、鶴岡へ鶴岡には水族館が。クラゲで有名な加茂水族館。ここは子供の時以来なので、もう指折り数えられない。クラゲで復活しこの日もすごく混んでいた。ここの食堂、フグを売りにしている。フグにしてはそれほど高くないが、折角なのでフグ三昧な定食を。久しぶりにフグを食べた。館内はもちろんクラゲだけではなく多数の魚とアザラシ、野外にはウミネコが。子供の波を押しのけ、クラゲとアザラシにしばし癒される。平和だ。

海沿いの景色は良いのでもう少し走ろう。府屋から特急乗れそう。でも1時間以上待たなきゃ。もうちょっと走ろう…

いい加減にすべきだった。海側を行けば駅はあるのだが、道沿いに山側に進んでしまった。気付いたのはだいぶ進んでから。山だらけだし、線路ないじゃん。あぁ、特急が間に合わない…府屋も村上も同じしなんだけど、めちゃくちゃ遠い。やっとの思いで村上駅に着く頃には雨もパラパラと。なんとか濡れずに駅へ。臨時急行があるとのこと、新幹線も最後尾の席があるとのこと、じゃそれで! 乗り込んだ列車はきらきらうえつ。この夏にリニューアルされるとのこと。ビュッフェデッキなどもあり楽しかった。記念の金平糖的なお土産を購入。新潟で駅弁を買い、新幹線へ。GW最終日であるが、ガラガラである。が、隣人はいる…

埼玉で埼京線に乗り換え、新宿から自転車で帰宅。あぁ、冒険終わっちゃった。

 


アップダウン、気温差はPBPのシミュレーションには最適でした。

ご一緒したランドヌールの皆さん、スタッフの皆様

終わってみれば楽しい旅をありがとう♪

 

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