Voyage à vélo gratuit

To far away by bicycle

2020 BRM1010青葉600ポニー

 なぜ、ポニーか?

 仕事が立て込んで、前日は0:30就寝。4:30に起きてスタート地点にはちょうど6:00に到着して、受付後スタート。家を出る時から雨、恐らく台風接近中。出走は8人とのこと。取り敢えず出発して、行けるところまで行ってみよう作戦。

 信号峠と雨具でスピード乗らないまま、名栗方面へ。5人パスしてアップダウン後山伏へのアプローチ手前で前方よりランドヌールが戻ってくる。聞くと山伏通行止めのとのこと。それではR299に迂回かなと思い、しばらく戻り、子の権現方面へ左折。迂回路としては山伏の登りとそう変わらない、いやキツイかも。雨いや天目指峠に東屋があったので、スタッフに電話しようとすると、「正丸トンネルに迂回できますか」とのメッセージと着信が。しかし、峠は圏外。R299に下りて、電話した。交通量は多くないけど、トラックはいるので慎重にトンネルを越える。

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迂回

秩父から小鹿野のPC到着。本ルートはここで折り返しなのだが、いつもの癖で迷いなく、志賀坂峠へ踏む。気づいたのは5kmくらい先。今日もやらかしたw 戻って長瀞から藤岡へ初めて通るルート。藤岡〜妙義〜富岡〜松井田はだいたい先週通ったコース。海野宿かなランドヌールと遭遇。短パンだ、下りは寒くないのかな。

ここまでビショビショで食堂寄れなかった(台風で休みもあった)けど、横川駅に着く頃にはレインウエアも乾いた。いつもは混んでて寄らない、おぎのやに気分転換を兼ねて寄ってみる。予想通り空いていて釜めしとなめこ汁をオーダー。温かい釜めしは出来合いですぐに出てきた。汗をかいた時は味噌汁がいい(師匠直伝)。器はもちろんサドルバックに入れて持ち帰り...な訳はない。

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おぎのや

おぎのやを出てちょっと行ったところで同じポニー族にパスされる。ついて行けない。山伏峠の麓で通行止めを教えてくれたトップの方だ。

ちょっと登ってめがね橋はフォトチェック。先週も同じ場所でパチリ。

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しばらく行くと、道の真ん中に、ん?犬じゃないよね?

脇に自転車を止めると、寄ってきた。本州での狐は初めて。人懐っこかった。車にひかれないことを本当に祈る。先週のカモシカといい、最近、珍客と出会す。

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そうそう、碓氷峠への九十九折の途中から雨、というか雲の中だと思う。雨具がせっかく乾いたのに...

軽井沢でパン屋や蕎麦屋に寄りたい気もしたが、再びビショビショなのでスルーしてサンラインへ。そうかサンラインは最初登るけど、下り基調なんだ。上田を越えてまだ進んだ先の姨捨駅へ。既に真っ暗。ここでトップの方と再遭遇。途中の坂からは恐らく長野市内の100万ドルの夜景。

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坂を下りちょっと行くと、大きな鳥居が見えたので、池に浮かぶ生島足島神社の夜景をパチリ。

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田舎の店じまいは早いので早めに夕食を取らないと、食いっぱぐれてしまう。炭水化物を取ると途端に眠くなるけど、走れないのでラー補給。味噌味の肉盛りのラーメン。補給できて良かった。

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茅野から八ヶ岳の西を延々と登る。けど、ここは眠くて、眠気覚ましもなく危険だった。歌っても歌詞を覚えていないので続かない。店がない区間だったけど、天国の自販機を発見。ブラックコーヒー補給、もちろんホット。助かった。と、思ったがやっぱりまだ眠く、幻覚っぽくなってきたので天国のバス待合小屋で横になって10分ほど仮眠。多分坂のピークあたり。昨夜は4時間しか寝れなかったのが痛かった。

小淵沢の道の駅からペンション街に入り、なんとかPCとなっているユースホステル ポニーに到着。そう、これがポニーの由縁。既に0時を回っていたと思うけど、ここは私が最初のチェックインとのこと。ホステルは貸し切りだそうで、ご用意いただいたご飯と豚汁をいただく。補給食買って来れなかったので回復に大いに役立った。寝る間が欲しいので、風呂は入らず、持参した暖か系インナーに着替えてベッドでぐっすり。仮眠2.5時間で起こしていただき、湿ったアウターに着替える。そんな中、後続の2名がチェックインしベッドイン。お疲れ様です!トップの方は白樺湖に宿を取られ、3時位にPCにチェックインした模様、流石です。朝食をいただいて、4時ちょっと前に宿をスタート、30分位の借金ライド。宿近くのコンビニでアリナミンのゼリーを投入し回復を図る。ここからコースは迷走して、なぜか野辺山の方に上がって行き、信州峠へ。今年2度登るとは思っていなかった。

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霞が掛かり、横からのスポット光。山の朝はいい。八ヶ岳の長い稜線も綺麗に見える。

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韮崎から富士川を下って行く。釜無川富士川になるのかな?ちょっと気温が上がってきて、冬仕様の上下では暑い。熱中症に注意だ。ということで、牛丼補給。

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2度目の朝飯は吉野家

牛丼のおかげ?で膝痛が治った。
富士川は風次第で地獄に変わるが、この日は追い風で気持ちよく走れて、貯金生活に戻った。

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左に見えていた富士山が正面になってきた。富士宮への登りである。西側から見た富士山は雪を被っていないよう。

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PCの富士宮の本宮浅間大社に到着。富士宮と言えば焼きそばを食さずにはいられない。焼きそば横丁はお昼前で時間が微妙だったのと、朝霧ソフトの看板につられて、鳥居脇の軽食堂へ。焼きそばは食べ応えあって美味しかったが、流石にお腹いっぱいでソフトは敬遠した。

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富士宮やきそば

 

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富士山本宮浅間大社

さて、富士宮から裾野への長い長い登り。これが一番の難所だったように思える。疲れた脚に長いのはしんどい。

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裾野まで長い長い登り坂

裾野を抜けると富士の絶景が広がる。静岡の人は幸せだなとふと思う。ススキの山や原っぱも富士に負けじと綺麗だった。進まない。

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さて、食ってばかりであるが、ずっと前に富士山一周イベントで立ち寄った山崎精肉店を発見。金華豚コロッケが目当てであったが、残念あがら今日は揚げてないとのことで、スルー。

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富士を背にして足柄を登る。斜度がヒドイ。PCは足柄城址の石碑である。石碑やお地蔵様は登りの間に多数いたけど、足柄城址の場所は事前にチェックしていたので問題なかった。私にしては珍しく予習成功。

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足柄峠

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秋感があるでしょ。さて、神奈川に入り、たぶん大きな坂はないだろうと思い、一路ゴールへ向かう。この辺りから向かい風が吹いてくる。アオバヒドイ。善波から小田原に向かえば楽に思えるが、結構な斜度を含んだ丘を越えながら相模原へ進む。アオバヒドイ。なので、アイス休憩。

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酒匂川を越えてラオス坂を下る。ん、相模原方面に黒い雲。宮ヶ瀬は明らかに降っている。誰の悪戯か。尾根幹辺りから降ったり止んだり。アオバヒドイ。

36時間台を狙ったが、曲がり角を間違えて37時間と7分でゴール。スタッフの皆さんお待たせしました。トップの方に続き二番目のゴールとのことです。結局、完走も2人とのことで、厳しいブルベでした。

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稲城にゴール

参加者の皆さん厳しいブルベ、お疲れ様でした。スタッフの皆さんポニーは大変助かりました。ありがとうございました。

これで認定されれば、なんとか今年もSR獲得できる模様。

可愛い名前のブルベでもアオバヒドイは健在でした。

 

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